小児科専攻医プログラム連携施設
KKR札幌医療センター
メンバー
小林 一郎 (昭和59年卒) |
小児・アレルギーリウマチセンター長 | 日本小児科学会(専門医・指導医) 日本リウマチ学会(専門医・指導医) 日本アレルギー学会(専門医・指導医) |
高橋 豊 (昭和50年卒) |
同・特任部長 | 日本小児科学会(専門医・指導医) 日本アレルギー学会(専門医・指導医) |
縄手 満 (平成10年卒) |
小児科部長 | 日本小児科学会(専門医・指導医) |
大倉 有加 (平成13年卒) |
第2小児科部長 | 日本小児科学会(専門医) 日本アレルギー学会(専門医) |
谷口 宏太 (平成20年度) |
小児科医長 | 日本小児科学会(専門医) |
下村 真毅 (平成21年卒) |
小児科医長(非医会員) | 日本小児科学会(専門医・指導医) 日本アレルギー学会(専門医) |
山田 聡 (平成27年卒) |
医師 | 日本小児科学会(専門医) |
池守 悠太 (平成30年卒) |
医師 | |
菊地 夏実 (平成30年卒) |
医師 | |
朝比奈 直子 | 専門外来嘱託医師 | |
後藤 健 | 専門外来嘱託医師 |
医長より
当院は市営地下鉄平岸駅近くにあり、豊平区・南区・清田区・白石区など札幌市南東部の2次医療を担っています。さらに専門領域に関しては札幌市外からも患者さんの紹介を受け、本州の病院からセカンドオピニオンを求めて来院される患者さんもいます。2023年4月から産科機能をJCHO北海道病院に集約したため新生児医療からは撤退となりましたが、救急車や一次医療機関からの紹介は全て受け入れることを原則とし、小児科の基本とも言える感染症・川崎病・熱性痙攣・喘息発作などの一般的疾患を多く経験できます。
専門的診療としてアレルギー領域では気管支喘息・食物アレルギー・消化管アレルギーを数多く診ており、年間の食物経口負荷試験は入院・外来合わせて500例前後に上ります。またアトピー性皮膚炎のスキンケア指導には定評があり、一次医療機関や保健センターなどからも多くの患者さんが紹介されてきます。リウマチ性疾患では若年性特発性関節炎およびSLE・シェーグレン症候群・若年性皮膚筋炎・全身性強皮症・高安動脈炎などのいわゆる古典的膠原病は過去7年間で約100例の実績があり、PFAPA症候群や壊死性リンパ節炎など発熱性疾患の紹介も多く、「アレルギーも含めた炎症性疾患に強い小児科」と自負しています。児童精神領域では道内でも数少ない入院可能な専門施設として、神経性食思不振症を始めとする種々の児童精神領域の疾患を入院や外来で診療しています。
KKR札幌医療センターは、小児の救急を含む地域医療を担う札幌市南地区の基幹病院です。症例数が多く様々な疾患を経験できますが、特に小児のアレルギー疾患、リウマチ性疾患、小児精神疾患、神経疾患、心疾患に対する専門的医療を行っていることが特徴的で、専門の先生方に直接ご指導頂きながら診療にあたることができます。
わたしは現在専攻医研修期間を終え、専門医試験の準備を進めている段階で、2023年春から当院での勤務を開始しています。
年数を経るごとに小児科診療の面白さと共に奥深さ・難しさを感じ、まだまだ経験していない疾患もありますが、上級医の先生方が経験豊富で熱心に指導して下さり、日々精進させて頂いております。
札幌市内の総合病院であり、二次救急当番日も含め当番日は忙しいことが多いですが、週末は分担してフリーの日もあり、専攻医も専門医試験の準備をしたり、休日を楽しんだりメリハリをつけて過ごすことができると思います。
KKR札幌医療センター 小児科 菊地夏実