学生・研修医の方へ

専攻医の声

清水 康弘先生2019年(平成31年)卒業

清水 康弘先生

私は医師5年目・専攻医3年目です。出身大学も北海道大学で、実習を機に小児医療に携わりたいと考え、天使病院での初期研修を経て小児科に入局しました。初期研修では小児外科を目指すか小児科に進むかを非常に悩みましたが、NICUで働きたいと思ったので最終的に小児科に決めました。小児科の進路は特に入局しない道もありますが、北海道で小児医療を行いかつ関連病院のNICUが充実している点などから北大小児科に入局しました。新生児科医志望ではありますが、まずは小児科専門医を目指している段階です。小児科は小児のgeneralistとして広い分野に関わり飽きることはなく、他科との連携やマネジメントも必要な点はやりがいがあります。患者さんの全身を見られるようになりたいとなんとなく考えているあなたおすすめです。

高野 りな先生2019年(平成31年)卒業

高野 りな先生

小児科専攻医3年目の高野りなと申します。
学生の頃から小児科に興味を持っていましたが、小児科医のジェネラリストとしての一面に惹かれ、小児科を選択しました。
小児領域の疾患は多様で臓器を限らず、また成長や発達など小児科特有の領域もあり、分野は非常に幅広いです。様々な疾患を想定しつつ臨床推論から診断を導き治療をするのは、臨床医としての楽しさを感じます。また、こどもは症状を自分で的確に表現することが難しく、診療は一筋縄ではいかないことも多いですが、詳細な診察や家族への問診などから診断・治療に繋げ、こどもたちが元気になり笑顔をみることができたときには非常にやりがいを感じます。
北大の小児科は北海道内各地に関連病院を有し、その地域毎に医療がある程度完結しているため、様々な疾患の患者さんを診る力をつけるにはとても良い環境です。かつ、サブスペシャリティ領域も揃っており、充実した環境で専門的な勉強をすることも出来るので、ジェネラリストからスペシャリストとして力をつけていくことができます。
北大小児科での研修は、小児科医を志す研修医や学生の方にとって、それぞれが思い描く医師像を目指すことが出来ると思います。みなさんと一緒にこどもたちのために働く日が来るのを楽しみにしています。

山中 洋先生2019年(平成31年)卒業

山中 洋先生

小児科専攻医3年目の山中洋と申します。もともと子供が好きで、子供の発達・発育に関わることができる小児科医を目指して医学部に入学しました。新生児疾患や子供の循環器系、呼吸器系、消化器系、腎疾患、腫瘍などあらゆる疾患を扱う小児科医はどんな疾患でもある程度の初期対応能力が求められます。これまで3次医療圏の中核病院で研修して、しっかりとした指導体制の下でcommon diseaseから比較的稀な疾患まで幅広く経験できたと感じています。また、大学には専門グループが揃っており、市中病院では経験できないような珍しい病気や専門性の高い治療について学ぶことができます。北大小児科では小児科医としてあらゆる疾患に対応する力を身につけることができ、同時に専門性を極めることができます。みなさんと一緒に子どもたちの健康な成長を見守り、支える仕事ができることを楽しみにしています。