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2/28 集談会(山田 崇弘 先生)のご案内

第161回 特別集談会

2023年2月28日(火) 18:00- Web(Cisco Webex)

『網羅的な遺伝情報の時代〜二次的所見の取り扱いについて考える』

北海道大学病院 臨床遺伝子診療部 教授
山田 崇弘 先生

 我々にとって遺伝情報は既に日常診療になくてはならないものとなりました。しかし、かつてのように関心のある遺伝情報のみに注目して対応すれば良い時代ではなくなり、次世代シークエンサーの進歩と普及によって我々は網羅的な遺伝情報を手にするようになって参りました。検査によって得られる結果のうち本来の目的以外の結果、すなわち二次的所見についての対応を迫られることがあります。二次的所見は本来の目的以外のものではありますが、受検者にとって有益性の高いものですのでせっかく得られた情報であれば有効に活用することが求められます。しかし、臨床の現場では取り扱いに苦慮してハードルの高いものと感じられることもあろうかと思います。臨床医や検査実施者にとってどのような点が問題になっているのか我々が調査したデータをご紹介しながら一緒に考える機会にしたいと思います。

参加方法については こちら をご覧ください