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8/1 特別集談会(津川 毅 先生)のご案内

第152回 特別集談会

2022年8月1日(月) 18:00~
ハイブリッド開催(フラテホール及びCisco Webex

『リサーチマインドと臨床・基礎研究』
札幌医科大学小児科学講座 津川 毅 教授

 札幌医科大学小児科では1970年代より胃腸炎ウイルス(ロタ ・ ノロなど)の研究が始まり、自身も2000 年より研究を開始した。 2006年にロタワクチンが再開発され、わが国では 2011年に導入された。2014 年よりロタ胃腸炎の入院減少の報告が相次ぎ、2020 年 10月に定期接種化された。また、2019年12月に中国で確認されたCOVID-19は、2020年1月に日本でも確認され、2020年3月に世界保健機関(WHO)はパンデミックを宣言し、2020年4月には日本で緊急事態宣言が発出された。社会・個人レベルの感染対策により、胃腸炎ウイルス流行に変化をもたらした。

 今回の講演では、基礎研究(ロタ弱毒化の機序)、臨床研究(ロタワクチン有効性と流行株、COVID-19流行後の胃腸炎ウイルス疫学)を通して学んだ「リサーチマインド」の重要性について概説したい。


参加方法については こちら をご覧ください